
西村 彩子 先生
Ayako Nishimura
- 佐野西村眼科クリニック
- 眼科専門医
- 日本抗加齢医学会専門医
人生100年時代を生き抜くために。
運動が効果的で、パーソナルトレーニングを通じて姿勢改善や病気予防が期待できます。継続的な運動が健康長寿の鍵です。
人生100年時代の健康リスク対策
『人生100年時代』に入り、人生設計に長生きリスク対策が必要になってきています。日本人の平均寿命は、男性は81歳、女性に至っては87歳。対して、健康寿命は男性73歳、女性は75歳。『健康寿命』とは、自立した生活を送れる期間のこと。つまり、支援や介護を必要とする期間が平均で9~12年もあるということなのです。人生100年時代に入り、いつまでも元気に過ごすためにはこの健康寿命を延ばすことが必要不可欠なのです。
運動の重要性とトレーニング方法
転ばない、寝たきりにならない、そのための予防法は?
健康長寿へのあこがれを現実にするために、絶対に避けては通れないのが『運動』です!
私自身、医師の立場から、様々なアンチエイジングメソッドを経験してきましたが、この『運動』はなかなか継続することができませんでした。今年に入り、いつも素敵なお友達から紹介していただき、このReline Pilatesの渡部龍哉コーチと出会い、パーソナルトレーニングを毎週楽しく続けています。コーチからは、呼吸の仕方、歩き方など日々の生活で取り入れられることから、もちろんヒップアップに特化したトレーニングまで丁寧にご指導いただいています。仕事柄、朝から晩まで座りっぱなしという日も多いので、気が付いたら座る姿勢を正し、教えていただいた呼吸を思い出して過ごすようにしています。
筋力トレーニングと姿勢の関係
加齢により衰えやすい筋肉は太ももの内側の筋肉、太ももの後ろ側の筋肉、そして上半身と下半身をつなぐ筋肉です。まさに、トレーニングで鍛えている筋肉ではないですか!?つまり、美しい姿勢は健康長寿の第一歩なのです。
眼科医から見る運動の効果
また、眼科医としての立場からもこのトレーニングが効果的であると考えられます。日本の失明原因の首位を争っている糖尿病と緑内障。そのどちらも予防する効果が期待できます。糖尿病は、食事・運動療法でうまくコントロールすると悪化を防ぐことができます。
また、緑内障は目の循環障害が原因といわれています。運動することで血流を増加させること大切だと思われます。その他、最近社会問題にもなっている現代人には避けて通れないVDT症候群、眼精疲労も、全身の血液の流れをトレーニングによって良くすることで改善することも期待できますね。
マンツーマントレーニングのすすめ
こうして、トレーニングの効果を考えていくと、書ききれないくらいどんどん頭に浮かんできます。トレーニングはやはりマンツーマンがおすすめです。一人一人に合ったプランを考えて下さり、無理のないスピードで、でも確実に効果を実感できます。コーチのトレーニングの合間のお話もとても興味深く、『人生100年時代』を生き抜くためにReline Pilatesで教えていただく知識とメソッドは素晴らしいと思います。
